iPhoneで代用!!子ども見守りGPS

我が家は夫婦でiPhoneユーザーで、子どもの動画視聴用端末となっていた、スマホとして使っていないiPhone XRがありました。
そこで、BoTトーク等の子ども見守りGPSを、そのiPhone XRで代用してみました!
iPhone XRに限らず、ほかの世代のiPhoneがあるなら、基本的に同じことができます。

この記事でわかること

  • iPhoneで、子ども見守りGPSの代用ができる
  • 使っていないiPhoneを再利用すれば、子ども見守りGPSを購入するより安価!

何を用意したのか、コストや機能差についてご紹介していきます!

用意したもの

  • iPhone XR:持っていたもの
  • 日本通信SIM:有償で新たに調達
  • googleアカウント:新規作成 ( 無料 )
  • 子ども用Apple ID:新規作成 ( 無料 )

日本通信SIMは、格安SIM最安のプランを持つ通信サービスです。
子ども見守りGPSとして使うなら、これで十分。

最も重要な『 子ども見守り機能 』は、Googleマップで代用します。

出来ること

子ども見守りGPSの代用として、iPhoneでできることは主に以下です。

  1. 子供の居場所をタイムリーに把握
  2. 子供の移動履歴を把握
  3. 到着 / 出発通知 ( 最大5か所 )
  4. 子供と通話 ( 通話料なし )

1 〜 3 が、今回ご紹介する『 子ども見守り機能 』です!
加えて、せっかくiPhoneなので、通話もできるように。
『 子ども見守り機能 』は” Google マップ “で、『 通話機能 』は” FaceTime “で実現します。

そのほか、スマホでできることは何でもできるし、できないようにロックすることもできる。
『 子ども見守り機能 』をメインで使う場合、いろいろなアプリを使えないように制御することが重要!コストにも関わってきます。

コスト

ご紹介の内容で、発生するコストはSIMの契約料のみ!
『 子ども見守り機能 ( Googleマップ ) 』と、ちょっとした『 通話機能 ( FaceTime ) 』の利用を想定するとデータ通信容量は 1GB / 月 を使えればOK!
格安SIM最安の日本通信SIMを選びました。

合理的シンプル290プラン
データ通信 1GB / 月 音声 ( 11円 / 30秒 ) のプラン
初期費 3,300円 ( 事務手数料 )
月額利用料 290円

子ども見守りGPSのBoTトークと比較してみました!

BoTトーク
(トークなし)
BoTトーク
(トークあり)*1
iPhone
端末初期費5,280円5,280円– *2
見守り機能初期費3,300円
月額利用料528円748円290円
3年利用総コスト24,288円32,208円13,740円
*1 トークありとは、ボイスメッセージを1分間隔で送受信するもので、通話ではない
*2 iPhoneは既に所有していることから金額に算入していない
データ通信容量に関する補足・考察

『 子ども見守り機能 』だけで言えば、モバイルデータ通信の使用量は、実績から見て20MB / 日ほどです。1ヶ月間で、多く見積もっても0.5GBがあれば十分と考えています。
つまり、残りはFaceTime等で使用ができる計算となります。

ちなみにFaceTime audioの通信量を調べてみると、0.5MB / 分 ( 目安 ) ですので、0.5BGで約1,000分 ≒ 16.5時間 / 月の通話ができる計算になります。

格安SIMの比較もしているよ!

記事準備中・・・

機能差

見守りGPSとしての差は、ほとんどない。
通話ができる点で、iPhoneの方が高機能といえるし、GPS精度が悪いと言われがちなキッズケータイと比べて高機能。そこは、さすがiPhone!

BoTトークと比較してみました!

機能BoTトークiPhone XR
GPS
( Googleマップ )
移動履歴
( Googleマップ )
到着・出発通知
( Googleマップ )
行動範囲外通知〇*1
通話△*2
( Facetime audio )
*1 行動範囲の学習に1か月ほどの期間を要する
*2 トークありを契約した場合、かつ、厳密には通話できない。ボイスメッセージを1分間隔で送受信しあえるのみ。

子ども見守り機能として劣る点は、行動範囲外通知です。
一方で、通話ができるのはiPhone ( スマホ ) の優位点となります。

メリット / デメリット

メリット
  • 安い。前述の通り、3年利用でBoTトークと比較して、10,000~20,000円ほどの差に
  • 子ども見守りGPSとキッズケータイの良いとこ取り
デメリット
  • 見守りGPSの端末と比べると重い
  • iPhoneがゆえに制御しないといけないことが多い
  • 実態として、動画視聴等の用途を兼ねると想定すると、充電をほぼ毎日する必要がある

めんどうなことを避けるなら、シンプルに子ども見守りGPSを購入することをオススメします!

興味ありって人!ここからやり方

ここまで読んで、iPhoneを子ども見守りGPSとして使いたい人は、以下に具体的な設定方法をご紹介していきます。

見守り機能はGoogleマップで、通話はFaceTimeで実現するため、主にGoogleアカウントとApple IDの作成や設定を行います。

STEP0 : ご自身( 親 )のGoogleアカウントとApple IDを連絡先に登録する!

あとの作業でもよいのですが、先に対応した方が、後々の工程がスムーズになります。
iPhone XRにご自身 ( パパ・ママ )のGoogleアカウント ( Gmail )とApple ID ( icloudメールアドレス )を連絡先に登録します。
Googleアカウントをお持ちでない方は作成してください。
Googleアカウントの作成はこちら

子どもがパパ・ママの判別をしやすくするために、写真を登録するのがおすすめ!

STEP1 : スマホとして使える状態にする!

【 やること1 】※ STEP1の中で順不同
日本通信SIMの合理的シンプル290プランを契約しましょう!
スターターパックを買って、契約するのが最もお得です。日本通信の公式サイトから単純に契約するより数百円のコストを抑えることができます。
スターターパックは事務手数料の3,300円が不要となるものです。

【 やること2 】※ STEP1の中で順不同
子ども用のAppleIDを取得し、iPhone XRに設定しよう!
( すでに作成・設定済みの方は飛ばしてください。 )

ご自身( 親 )のiPhoneから設定 > ファミリーで作成できます。
具体的な作成方法はApple公式サイトのサポートページをご参照ください。

作成を終えたら、作成したApple IDをiPhone XRに設定しましょう。

STEP2 : 見守り機能を実装する!

【 やること1 】
子どもの移動履歴を把握するためのGoogleアカウントを作成しましょう!
ただし、子ども用ではなく、ご自身用 ( 親・大人 ) で作ります。
アカウントのニックネームに子どもの名前を付けて、区別しましょう。
※注意!※ 子ども用で作ると移動履歴を把握することができません。

Googleアカウントの作成はこちら

【 やること2 】
iPhone XRにGoogleマップをインストール・起動し、作成したGoogleアカウントを登録し、『 現在地の共有 』と『 タイムライン 』を設定しましょう。

– 現在地の共有
Googleマップからアカウントを開き、『 現在地の共有 』をタップします。
画面右下ちょっと上に『 新たに共有 』というボタンを表示されますので、タップし、パパ・ママのGoogleアカウントをタップすることで、タップした人に現在地が共有されます。

– タイムライン
Googleマップから自身のアカウントを開き、『 設定 』>『 個人的なコンテンツ 』の順にタップします。

『 位置情報サービス 』と『 ロケーション履歴 』をオンします。
位置情報サービスについては” 常に許可 “としてください。

STEP3 : 子どもがパパ・ママに電話しやすいようにする

iPhone XRで、パパ・ママの連絡先を開き、Facetimeによる電話を『 よく使う項目に追加 』します。
これで、『 よく使う項目 』からパパ・ママをタップするだけで、Facetimeで電話できるようになります。

STEP4 : モバイルデータ通信の利用を極小化する設定をする

自宅での利用 ( Wi-Fi ) が中心だとしても、モバイルデータ通信は意外と行われるため、何も設定しないと1GB / 月を超える可能性が高まります。
そこで、『 子ども見守り機能 通話』にフォーカスして、モバイルデータ通信の使用を許可し、ほかはWi-Fi利用となるように設定した方がベターでしょう。

iPhoneのモバイルデータ通信の節約術をご紹介していますので、ご参考ください。

STEP5 : 子どもに持たせましょう!

学校の時は、ランドセルに入れて、出す必要はないと思います。
ランドセルから出さない等のルールを決めて、子どもを見守りましょう!

使い方

子どもの居場所をタイムリーに把握
ご自身のGoogleマップを開くだけ。
子どもの位置が表示されているよ!
わかりづらいときは、現在地の共有から子どものアカウントをタップすれば、子どもの位置に画面が遷移します。

子供の移動履歴把握
子どものGoogleマップを開き、タイムラインを見ると移動履歴を知ることができます。

また、ご自身のGoogleマップに子どものGoogleアカウントを登録すれば、子どものアカウントに切り替え、タイムラインを見ることで、ご自身の端末でも、子どもの移動履歴を見るこができます。

到着 / 出発通知
あらかじめ設定した場所に子どもが行けば、ご自身のiPhoneに通知されているよ!

子どもと通話
FaceTime(audio)で、子どもと無料で通話できるよ。
iPhone標準の電話アプリを起動して、『 よく使う項目 』に表示されるパパ・ママをタップして、電話をかけさせてみよう! ( 通話料はかかりません )

まとめ

子ども見守りGPSをiPhone XRで代用する方法について、ご紹介しました!

ポイント
  • 見守り機能は、Googleマップの『 タイムライン 』と『 現在地の共有 』を使って、ほぼ代用できる!
  • 親もiPhoneなら、Facetimeを使うことで通話料なしで通話できちゃう!
  • さらに3年間の利用で、子ども見守りGPSと比べると10,000円~20,000円ほど安く済む!


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