Power Queryエディターで、標準機能として用意されている”列のピポット解除”をご紹介します。
この記事は。どんな人に向けたもの?
- Power Query使ってるけど、列のピボット解除って何?って方
- Power Queryを何となく使ってる方
- Excelでピボットテーブル的な表のデータを二次利用している方
ピボットを解除するということを意外とイメージできず、利用されていないことがあるように思います。非常に便利な機能で、データの整形・加工を行う上で欠かせないものですので、覚えてデータハンドリングのレベルをぜひ上げてください!
”列のピポット解除”をするとどうなる?
列のピボット解除すると・・・
列の列名がレコード?・・・どういうこと?・・・と思った方は、簡単な例でご説明しますので、以下をご参照ください。
営業担当Aさんの売り上げが4月は100円、5月も100円、営業担当Bさんの売り上げが・・・という表があるとします。

4月と5月の列のピボット解除を行うと下図のように、列名をレコード(4月と5月)として並び替えます。

具体的なやり方は?
上述の例でご説明します。
例示の表を売り上げテーブルとしてPower Queryで取り込んだ状態を前提とします。
1.売り上げテーブルの4月と5月のカラムを選択します。

2.選択カラムにポインタを置いた状態で右クリックして、”列のピボット解除”をクリック

以上で操作は終わりです。4月と5月という列のピボットが解錠されます。

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